Web制作会社ですので様々多種多様なお客様のWebサイトを作成します。
よく得意な業種なデザインはどちらですか?と聞かれますが、
あまり意味がないと思います。
都度、その業種の最新の競合をピックアップして
なぜそのようなデザインになっているのか分析をして
取り入れるべきであって、得意な見た目だけをストックと経験から
出すのは非常におかしい行為です。
とはいえ、通常のコーポレートサイト(情報掲載と含む)とネットショップでは
作り方に大きな違いがあります。そこは抑える必要があります。
情報などを読んでもらいたいサイトは、
記事の読みやすさはもちろんですが、サイトの回遊性が
非常に重要になってきます。その記事の関連記事や
過去記事や検索など情報を探しやすいサイト設計が
サイトの良しあしを決定づけます。
サイト運営側はその情報をえさにして広告収入を得ていることが
ほとんどだと思いますので、サイトを回遊させて、
広告のインプレッションを上げることが目的になります。
ネットショップは違います。
ネットショップを上記と同じように作ってしまうと墓穴を掘ってしまいます。
言い方はよくありませんが、ネットショップは囲うことが大事になってきます。
よく言われることですが実店舗と違い、ネットショップはボタン一つで、
すぐに別の店舗へ移動できてしまいます。
「遠いから高いけどこのお店で買っちゃうか」という心理がなかなか発生しづらい状況です。
ですが、その状況を少なからず演出することは可能です。
以外と思われるかもしれませんが、
商品購入ページはなるべく、購入に関するリンクやボタン以外は、
余計な情報を出さないということです。
システムが可能であれば、購入ページは左サイドナビ等も出さない方がよいです。
購入ページへ来たら、カートボタンまで一直線。これがベストです。
他のページへ移動しづらいじゃないかと思われるかもしれませんが、
その心理がそもそもの間違いです。
サイトトップから来てこのお店で何買おうかな~なんて人は
よほどのブランドのあるサイトでない限りまずありません。
多くのお客様は、検索エンジンなどから特定の商品をもとめて
ページに訪れるのです。ページにその商品と違う商品のバナーなど
あるとまた迷わせて、さらに選択肢を広げ他のショップへ移動しかねません。
ですので、グローバルナビや共通部分などもなるべくさりげなく
シンプルなものの方が好ましいでしょう。
ネットショップは商品説明とよぼど押し出したいバナーなどが
目だっていればよいかと思います。
ショップとしてのデザインより、
検索エンジンからの商品ページ流れを意識して、
サイトデザインを心掛けるとよいかと思います。
Leave a Reply